住宅ローンを組むときに、金利に上乗せして「がん団信(がん診断特約)」を付けることができます。
がん保障・がん特約・がん団信と名前はさまざまですが、内容はほとんど同じで、特定のがん(後述)と診断されると、住宅ローンの残りがゼロになります。
銀行によって金利上乗せ額は違い、例えば:
- auじぶん銀行:+0.05%
- 以前借りていた地方銀行:+0.2%
- 今回借り換えたSBI新生銀行:+0.1%
がん団信の注意点
① 後から付けられない・外せない
すでに住宅ローンを契約している場合、後からがん団信を付けることはできません。
ただし、借り換えをすると新規契約扱いになるため、付加可能です。
また、一度付けたら途中で外すこともできません。
医療保険や収入保障保険にすでに加入している方は、トータルコストをしっかり比較検討するのがおすすめ。
我が家の場合は、今までの医療保険を継続するより、がん団信を付けた方が月々の支払額が安くなりました!
② すべてのがんが対象ではない
がんと診断されれば必ず保険金が出るわけではありません。
上皮内がんや悪性黒色腫以外の皮膚がんは対象外になる場合が多いです。
この点は、重要事項説明書や約款などに小さく書かれているので、必ずチェックしましょう。
「初期のがん」には適用されないケースが一般的です。
③ 年齢・健康状態によって加入できないことも
年齢が上がるとがんリスクも上がるため、がん団信には年齢制限が設けられていることが多いです。
また、高血圧など持病がある場合も加入できないことがありますが、我が家は夫が高血圧+高脂血症で投薬治療中だったものの、
- auじぶん銀行
- みずほ銀行
- SBI新生銀行
いずれも問題なく審査に通過できました!
持病があっても、まずはダメ元で申し込みしてみる価値は十分ありますよ。
(※がんに罹患歴がある方向けの特別な団信プランも存在しますが、金利の上乗せ幅は大きくなります)
まとめ:がん団信は家計にも影響大!慎重に検討を
がん団信は、安心を得られる一方で金利負担が増えるため、保険とのバランスを考えることがとても大切です。
これから住宅ローンを組む・借り換えを考えている方は、ぜひこの情報を参考にして、自分に合ったプランを選んでくださいね!
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